パーキンソン病②

こんにちは!

訪問医療マッサージ アイリスです。


足利市、佐野市、太田市、桐生市、館林市、邑楽郡、大泉町、千代田町を対象として訪問医療マッサージを行っています。


今回は難病といわれるパーキンソン病のそれぞれの症状について、すこし詳しく見ていきましょう。




▼パーキンソン病の四大症状


ドーパミンの欠乏により、パーキンソン病で見受けられる症状があります。


 〇運動症状

  ①筋固縮(強剛)

  ②無動

  ③安静時振戦

  ④姿勢反射障害




〇筋固縮(きんこしゅく)

筋肉がこわばることにより、体がうまく動かせなくなります。

手の動きだけでなく、表情筋もこわばるために顔の表情がかたく感情が読み取り辛くなります。

腕を他動的に(ほかの人が持って)動かそうとすると、カクカクとした抵抗感のある動きになります。

鉛管現象歯車現象と言われる、固縮の症状です。筋肉の弛緩と収縮のスムーズな動きがうまくいかなくなることで起きます。



〇動作

全体的に動きがゆっくりになります。声が小さくなったり、書く文字も小さくなります。(小字症)

いわゆる【無動】と言われるような基本的に動きが少なく、動いても動作が小さい、とても微細な動きの状態になります。


・歩行障害

パーキンソン病でよく見られる歩き方があります。

  *すくみ足   足を前に出すことができない

  *すり足    前傾姿勢、足をすって歩く

  *突進現象   一度加速すると止まれなくなる


・歩行の改善

パーキンソン病の場合、視覚や聴覚の刺激があると歩きやすくなります。

【視覚】またぐものがあったり、線が引かれていると歩きやすい

【聴覚】リズムに合わせると歩きやすくなる



杖を必要としない歩行が可能な方は、なるべく前かがみの姿勢にならないようにしながら、よく腕を振って歩けるように意識してみましましょう。



〇振戦

安静にしている時に手や足が震えるようになります。精神的緊張の場面ではなく、何気なくぼーっとしている時(テレビや雑誌を見ているときなど)に震えが起きやすいです。

震え方の特徴として、ピル・ローリング(丸薬丸め)と言われるものがあります。指先で丸薬を丸めるようなちいさく円を描くような震え方です。

振戦が症状として現れる際には、Nの字を描くように片手→同側の足→対側の手→対側の足の順で振戦の症状が進むことが多いと言われています。



〇姿勢反射障害

歩行の際に姿勢のバランスが取れず、転倒しやすくなります。

立位や歩行の姿勢を保つことができず、進行すると転倒後に自力での立ち上がりが困難になります。




またパーキンソン病は運動症状以外でも、徐々に体を動かすこと以外の不調が現れてきます。


〇非運動症状

・排尿障害

・便秘

・抑うつ

・睡眠障害

・起立性低血圧

など・・・


排尿障害:トイレが近くなる


便秘:消化器の働きの低下により便秘がちになる


抑うつ:精神的に落ち込みやすくなる


睡眠障害:睡眠が浅くなる。日中の眠気が強くなる


起立性低血圧:立ち眩みが起きやすくなる


認知機能障害:病状が進行することで認知機能が低下し、認知症を発症する場合がある




難病のパーキンソン病でも早期に治療を受けることにより、症状が改善するケースもあります。

何かちょっといつもより動かし辛い・・などの変化があったら、受診するようにしましょう!


次回はパーキンソン病の検査などについてです。