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脳梗塞について<症状①>


こんにちは!

訪問医療マッサージ アイリスです。


栃木県足利市、佐野市、

群馬県館林市、太田市、邑楽町、大泉町を対象として訪問マッサージをしています。


今回から脳梗塞について、お話します。





脳梗塞とは?


令和3年現在で、脳血管障害は日本人の死因で4位です。


脳血管障害とは脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血など含む

脳血管に生じた病的現象による疾患の総称です。


脳梗塞は、脳血管障害の死因のうち約60%という高い割合です。つまり脳血管障害で亡くなった方の2人に1人以上は脳梗塞が原因で亡くなっているのです。




ある日倒れて運ばれて、脳梗塞だったけれど何事もなく元気に帰ってきた。

という方もいれば・・



倒れて救急車で病院に行って、一命は取り留めたけれど後遺症が残った。

といった方もいます。




同じ脳梗塞でも何が違うのでしょうか。



脳梗塞は発症してから経過した時間や発症した脳の部位によって予後が異なります。



【症状】


〇脳梗塞発症の前兆、直後の症状

・手や腕、足の痺れ、力が入り辛い(片側)

・物が二重に見えたり、かすむ

・呂律が回らない、言葉が出てこない

・めまい

・顔のゆがみ、食べ物や飲み物をこぼす


こういったいつもと違うような症状が出たら、救急車を呼ぶなどして、なるべく早くに病院へ行きましょう。


脳梗塞の治療は時間との勝負です。


脳の細胞は不可逆的です。一度どこかで詰まって脳の細胞が死んでしまうと再生することはありません。

脳梗塞による影響を最小限に抑えるもは、不調から病院で治療を受けるまでの「時間」が重要になるのです。


脳梗塞は朝に発症することが多く見られます。それは、寝ている間に水分を摂っていないことが主な要因です。

高脂血症、高血圧、糖尿病、喫煙や飲酒の習慣により、日頃から血管が弱くなり、また血液が詰まりやすくなっている方に起こりやすいです。



高齢になると血管自体が細くなり弾力も少なくなっているため、自然とそのリスクは増加します。

しかし若い年齢でも脳梗塞のリスクはあり、20代や30代でもその危険性はあります。40~50代の場合には男性のリスクが高く、70代以上になると性差はあまりなくなってきて、80代になると女性の発症割合が少し増えてきます。




次回は脳梗塞の症状の続き・種類による違いについてお話します。




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